解答元禄ルネッサンス
本試験からしばらく時間がたちましたが、
しっかり充電できているでしょうか?
充電しつつもたまに試験中の記憶がよみがえって
もやもや感が残るという方もいらっしゃると思います。
◆もやもやを引きずらない
試験中に詰まってしまう瞬間ってありますよね。
長考にはまってしまうとタイムロスになると感じつつ、
かといって、計算だとその先の計算過程に影響するので
適当に解答できないような箇所だったり。
理論だと何が問われているのか解答の柱が?だったり。
例えばそんなときって、それまで試験に集中していても
急に自分の心との対話が始まって、
ペンが止まってしまいますよね。
で、終わってからうまくいかなかったなあと思われる方は、
その対話の瞬間の記憶がセットで残っていると思います。
そうなるともやもやした感覚が残ってしまったまま、
来年度の勉強に突入することになります。
でも、そのもやもやの払拭をしないまま勉強を再開するのは
ちょっと危険かもしれません。
単に勉強していないところから出題されたのなら
今年それを勉強すれば解決するのでいいわけですが、
そうでない場合、なんとなく悪いイメージがこびりついてしまい、
勉強を再開してももやもや感が消えず、
試験への苦手意識になってしまう可能性があると思うのです。
◆心の動きを分析する
すっきりとした気持ちで勉強を再開したいですよね。
そのためにはしっかりと充電することが大事ですが、
本試験の分析もまた大事だと思います。
特に、もやもや感を解消するためには、
なぜうまくいかなかったのか?
どうなっていればよかったのか?
そのときどう対応していたらよかったのか?
どういう勉強していたらよかったのか?
を解明することが必要です。
こうすればよかったのか、と納得できれば、
そのもやもや感を引きずらなくて済むはずです。
悪いイメージのままこびりついてしまっている記憶が
頭と心に保存されている状態のところ、
納得感を伴って解明できれば
そのイメージをいい方に上書き保存することができます。
心が大きく動いたとき、
パニックで頭が真っ白になってしまったとき、
迷ってペンが止まってしまったとき、
どう対応していればよかったでしょうか?
ひとまず飛ばして、他の問題を解くべきだったとしたら、
なぜそのときはそう思えなかったのか?
学校の問題では見たこともない問題が出たから
急に難しいと感じてパニックになったのか?
であれば、普段の全国模試などで
未知の問題にあたった時はどうしていたのか?
あるいは、過去問をやっていれば対策できたのか?
以上は分析の一例ですが、
試験中は緊張感もあって冷静に考えにくかったことも、
今なら冷静に考えることができます。
また、頭の中だけで考えるとぐるぐると思考がさまようので、
書き出した方がすっきりすると思います。
合格という結果が出ずに何年も受験している方だと、
自分が進歩していないように感じがちだと思いますが、
試験を振り返って原因を解明し、対策を理解できれば、
来年はこうしようと前を向いて思考する方向に気持ちが変わり、
進歩を伴った意味のある勉強をできるようになると思います。
ふと試験のことが脳裏をよぎったら、
そのときが振り返りのチャンスです。
しっかりともやもやの原因を突き止めて、
合格につなげていけるといいですね。
知らないと損する解答の歴史
今のままの解答には可能性がない
メッセージで完璧な答えをくださったKりんさん!模範解答として使わせていただきます!
ピンといえばポン。タッといえば解答どすえ。
最近ハマっているのが
ジッと飛ぶ時を待っていた❣️