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ある日の店長と副店長の話
今日は「味の素」が発売された日です。
味の素って、あの調味料の味の素ですか?
そうです。
1909年の今日、味の素の一般発売が開始されました。
そうなんですか。
あの調味料は110年も前に発売が始まったんですね。
副店長は味の素を食べたことがありますか?
恥ずかしながら…あります。
家に置いてある味の素を興味本位で味わったことがあります。
やはり人間誰しも1度はやってみたことがあるんですね。
ということは店長も味わったことがあるんですか?
もちろんです。
「味の素だけで「うまみスープ」作ってみた」動画はヤバい再生数ですよ。
そんな動画の何が面白いんですか!?
ちなみにどれくらい再生されているんですか?
…およそ20再生くらいでしょうか。
身内しか観てないレベルじゃないですか!
それはそれとして、味の素は発売当時から「うま味調味料」として世界的に有名になっているのをご存知ですか?
そうなんですか?
そもそもうま味調味料を発見し、その主成分が「グルタミン酸ナトリウム」であることを突き止めたのは池田菊苗という日本の化学者なんです。
この発見により、それまで人間の味覚である甘味、酸味、塩味、苦味に次ぐ第五の味覚として「うま味」が認められるようになり、しかも日本語のまま世界で通用する言葉にまでなったんです。
それは凄い功績ですね!
日本人がそんな世紀の大発見をしていたなんて知りませんでした。
池田氏はこの功績から、後に「日本十大発明家」にも選出されています。
それほどの発見だったということですね。
この調味料を初めて味わった人は衝撃を受けたことでしょうね。
これがうまあじ調味料なのか!と…
「うまみ」でしょう!?
まるで馬の味がする調味料みたいじゃないですか!
世界的にUMAMIで通用するこの味覚を味わえる調味料は、1907年に池田氏が昆布のだし汁からL-グルタミン酸ナトリウムという成分を取り出すことに成功したことから始まりました。
昆布だしって独特のうま味がありますもんね。
やはり昆布に美味しさの秘密があったんですか。
1908年には「グルタミン酸を主要成分とする調味料製造法」に関する特許を出願し、登録されています。
その後、化学薬品事業を行っていた鈴木三郎助氏に事業化を依頼し、小麦からグルタミン酸を取り出す方法を利用して工業的に製造する技術を開発し、鈴木製薬所から「味の素」という名前をつけて販売を開始したんです。
そうなんですね。
だしのうま味を調味料で簡単に再現できるとなれば、あっという間に大人気商品になったんでしょうね。
いえ、むしろ最初は国内よりも海外で人気だったそうですよ?
あれ?日本人にはウケなかったんですか?
台湾・中国・韓国などのアジア諸国で良く売れたそうですよ。
なんでも中華料理との相性が良かったそうです。
和食のようなあのうま味が中華料理にも通用したってことでしょうか。
じゃあ海外で売れてから、ようやく日本でも売れるようになったということですか?
そう、つまり逆輸入的な人気商品になったわけですね。
音楽業界で言うところのBABY M○TALみたいなものですね。
その例えはどうなんでしょうね!?
確かに海外の人気も高いですけど!
海外で人気を博し、逆輸入的に日本で爆発的ヒットをさせた原動力は、鈴木三郎助氏の天才的な宣伝広告の手法やマーケティング方法だったと言われています。
その方の商才が素晴らしかったんですね。
その後、1946年に「味の素株式会社」に名前を変え、アミノ酸事業やク○ール、クッ○ドゥ、マヨネーズ、A○FのコーヒーにJ-オイル○ルズの食用油など多角的に事業を展開し、今日では日本有数の大企業にまで成長させました。
あの商品も味の素の関連のメーカー商品だったんですか!
ほんとに色々なところに展開しているんですね。
朝はインスタントのコーヒーかスープを飲み、お出かけ前にアミノ酸含有化粧品で肌をケアし、食事にはグルタミン酸などを含む調味料を使用した料理を食べ、お風呂に入ったらアミノ酸含有のボディソープやシャンプーを使用し、入浴前後の水分不足対策に経口補水液を飲み…まさに「おはようからおやすみまで我々の暮ら
しに夢をひろげて」くれています。
それ別の会社のキャッチコピーじゃないですか!!
今なお我々の生活になくてはならない商品を届けてくれている会社も、二人の天才の出会いが無ければ実現しなかったことでしょう。
そうですね。
人に歴史あり、会社にも歴史あり、ですね。
おかげで我々は食卓でかんたんにうまみを味わうことができるようになりましたが、本当にうまみを味わっているのは、当時事業を興す際に池田氏が取得した特許の共有・実施契約を取り付けた鈴木氏でしょうね。
なんかうまみのニュアンスが違ってませんか!?
鈴木氏も事業家ですからね、ビジネスとしてのうまみがなくてはやっていられないってことですね。
悪いことしているみたいな言い方しないで下さいよ!
創業110年を迎える素晴らしい会社なんですから!
わんだふぉ~!食用油
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未来を恐れない人々へ :
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■「摂らない方がいい油」を断つ アトピーや花粉症の改善例も
今、食用油に熱い視線が注がれている。食品専門紙の報道によると、昨年度の家庭用油の売り上げは前年度比約8%増の1400億円超えになったという。すっかり一般家庭でも定番となったオリーブオイルは前年度比15%以上と大きく増加して、初の売り上げ400億円台を突破したほか、えごま油、米油といった新タイプの油の売り上げも急増している。中でも人気が高いのはアマニ油で、同比60%も売り上げが増えたというから驚きだ。
健康番組や雑誌では次々に新しい油が紹介され、スーパーでも、新商品を目にすることが増えたと感じる人は多いだろう。だが、一口に「油」といっても、その役割はさまざま。時には想像以上に健康を蝕んでいることがある。
『』(三笠書房刊)の著者で植物油研究家の林裕之さんはこう話す。
「うちの娘は幼少時からアトピーだったのですが、成人後再発して、ひどく悪化してしまいました。そんな時、たまたま油とアトピーの関連性を指摘している本を読み、試しに家族で油を断つ生活を実行してみたのです。
すると、3週間ほどでアトピーの症状が劇的に軽減しました。その上、初夏まで使い捨てカイロが欠かせないほどの重度の冷え症や便秘、生理痛までも改善して、私自身も、40年以上悩まされていた花粉症が、ほぼ薬いらずになりました」
林さん一家は、家庭でも外食でも、サラダ油とマヨネーズの摂取を徹底して控えていたという。サラダ油とは精製された植物油のことで、紅花(サフラワー)、グレープシード、大豆、ひまわり、とうもろこし、綿実、ごま、菜種、米の9種を原材料とする油とJASによって指定されている。
ぜひ実践してみたいと思った人もいるだろうが、実際にやってみるとなると“断油”には、かなりの困難を伴う。
考えてみてほしい。毎日の食卓をはじめ、ファストフード、スーパーの総菜、菓子、インスタント麺―あらゆるものに大量の、それも多種多様の油が含まれているのだ。さらに、それらのものに含まれる油の中には、「食べない方がいい」と専門家が口をそろえる「悪い油」が使われていることも多い。
だからといって、まったく油を摂らないと体は健康を保てなくなる。日本臨床栄養協会理事で名古屋経済大学准教授でもある早川麻理子さんはこう言う。
「“油”とは脂質のことであり、たんぱく質、炭水化物と並ぶ三大栄養素の1つ。人間の体にとって、絶対に不可欠なものです。体の中で自ら作り出すことができないため、食事で摂取しなければならない“必須脂肪酸”が含まれている油もあり、体の細胞膜や生理活性物質、ホルモンを生成するために必要です」
厚生労働省が推奨する脂質の摂取量は、全体の摂取カロリーの25%。成人女性の平均的な1日のカロリーを約1800kcalとしたら、脂質は約50g。
大さじ4杯程度だが、食品にも含まれているため、油として摂る場合は大さじ1~2杯が適量だ。油が不足すると、体内の水分が保持できず、肌がカサついたり、皮膚炎などを引き起こす。
人体に必要なものであることは間違いないが、「“摂るべき油”と“摂らない方がいい油”がある」と早川さんはつけ足す。その見極めを誤らないことが重要だ。
◆不足しがちなオメガ3は、意識して摂取する心がけを
では、「いい油」とはどういうことだろうか。
まずは、油に関する基本的な知識を身につけておきたい。食品工学が専門の東京農業大学教授・高橋信之さんが説明する。
「“あぶら”には、『油』『脂』と文字が2つあるように、常温の状態で液体のものと固体のものがあります。大豆油やオリーブオイルなど植物由来の油は常温で液体の『不飽和脂肪酸』を多く含みます。バターやラードなど固体の油脂は動物性であり、『飽和脂肪酸』を多く含みます」
さらに不飽和脂肪酸は、α-リノレン酸などが含まれるオメガ3系脂肪酸と、リノール酸などのオメガ6系脂肪酸、オレイン酸などのオメガ9系脂肪酸に大別される。
そのうち、オメガ3とオメガ6は体内で作れない「必須脂肪酸」に該当する。東邦大学名誉教授で平成横浜病院の循環器内科医、東丸貴信さんが指摘する。
「不飽和脂肪酸のオメガ3はアマニ油、えごま油のほか、DHA、EPAとして青魚に多く含まれており、抗酸化作用や動脈硬化予防、血圧を下げるなどの非常に体にいい作用があります。
同じく必須脂肪酸であるオメガ6はごま油やコーン油などに含まれる物質。細胞組織の維持に必要な成分です。
オメガ9は、オリーブオイルや米油、菜種油などに含まれる。悪玉コレステロール値を下げて心臓疾患や動脈硬化などを抑える働きがあります。オメガ9は体内で生成できるため、必須脂肪酸ではありません。
現代人、特に中年女性は、慢性的にオメガ3が不足がちな傾向にあるので、日頃から積極的に摂取する意識を持ちましょう」
だからといって、オメガ3を摂りすぎると、細胞膜が柔らかくなりすぎて変形しやすくなる。つまり、バランスよく摂取することが重要だ。
【元記事】
平和のためのオンライン瞑想のお知らせ
科学は愛です・ラエルサイエンス
実話マンガ「地球人は科学的に創造された!」
ブログを読んでいただきありがとうございます。
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これは、温度変化による食用油の体積の変化が非常に大きいため。