ウニ さすがだね、を世界中で。
さて、SMT日本公演が終わり、次はa-nationと、東方神起が恒例で出演する大型複合イベントも、来週のa-nationでひと段落。
BeginAgainツアーの後には、トンバンシンギとしての海外公演もこなし、日産スタジアム3Days公演を行い、来月末には、再び単独公演日本全国アリーナツアーと、どんだけステージに立ちまくっているのでしょうか、あの人たちは(笑)。
1 東方神起からバンタンまで
2017年から始まった東方神起再起動”Reboot”。短命と言われているKPOPアーティスト、特に兵役後は活動の場を徐々に失っていくことが多い中、日本ではドームツアー、日産スタジアム公演と、かなり順調な再スタートを切りました。
一方で、彼らの兵役期間中、韓国芸能界の勢力図は大きく変化し、防弾少年団(バンタン、BTS)のように、アメリカでも受け入れられ、人気を手にするグループがKPOPの中から誕生し、彼らのように、事務所主導型ではなく、自分たちで楽曲・振付・演出を行うスタイルのアーティストが、新たなKPOPの騎手として、日本でも人気を博するようになりました。
2010年の少女時代やKARAを代表としたKPOPブームは、日本中を沸かせましたが、そこから一転、韓国のアーティストに対する批判や非難も多く聞かれるようになって以降、久しぶりにTWICEや防弾少年団は、日本の中高生を中心として人気を得ているグループに見えます。
それに比べると、率直に行って、東方神起の2017年の盛り上がりは、社会的な枠組みとは無関係にファンの内輪の中で完結していて、バンタンやTWICEと比べても、あるいは2011年当初のメディアの扱いよりも、かなりおとなしめでした。
2008年から2009年にかけては、東方神起が韓国でのナンバーワンと同時に、日本でもドーム公演ができるまでに成長した、ファンも彼らも記憶に残る、最高の頂点の1つだったと思います。あれが最初の、日本社会が「東方神起」を発見した年でもありました。
だからこそ、彼らの分裂騒動は大きく注目され、その後ファンそのものを分断し、様々な場所で憤りや不満の炎を、今に至るまでくすぶり続けさせている訳ですが。
2011年から始まった再始動は、それだけにドラマチックであり、今思うと様々なフェイクニュース、デマをネット上に伝搬させながらも、特に日本では5人時代をしのぐ勢いで受け入れられたことは、5人時代のトンペンからしても、ちょっと意外なくらいでした。何しろ、2人ともメインボーカルではなかったし、正直カップルとしても、それほどメジャーな人気のある組み合わせでもなかったからです。
今、昔のDVDを見返してみると、2人の東方神起は、5人の東方神起とやっぱり違います。5人の東方神起の売りだったハーモニー、そして高いダンススキル、見せるフォーメーション。そしてキャラクターの立ったところで展開されるおもしろトーク。
2人の東方神起はその中で、ダンスをより先鋭化させ、その中でデュオとして歌える力をアピールできたことが、彼らを”分裂後の東方神起”というワイドショー的好奇心にまみれて終わらせなかった理由の1つではないかと思います。
2011年から、日本の番組にも洪水のごとく出演したし、音楽番組だけではなく、特にバラエティ番組での出演は、多くの人に、「かっこいいのに面白い東方神起」をイメージづけることにもつながりました。
一方で、日本がこの時期に経験したKPOP旋風と領土問題勃発後の反韓主義は、東方神起のアイデンティティの不確かさを、くっきりと浮彫にします。
それは、KPOPとJPOPの両方の側面を持つ特異性であり、KPOPとしてもJPOPとしてもはみ出していく異質さを、あらわにしたように思います。
KPOP人気とともに、日本の音楽番組に出演している訳でもないのに、アリーナやドームでいきなり公演する韓国アーティストが増え、中高生を中心にファンが増えていく。
こういうタイプの韓国アーティストに共通しているのは、まずそのファッションが消費される存在であるということ。
BigBangの受け入れられ方はまさにそうで、彼らのダンスや楽曲だけではなく、メイクやヘアスタイル、その奇抜なストリートファッションこそ、ティーンエイジャーを惹きつけ、魅了したものだったと思います。
女性で言えば、少女時代もまた、メイクの仕方や、カラースキニーに代表されるファッションが、重要なコンテンツだったと思うし、韓国人アーティストが日本人にとってファッション・アイコンになり得た、ということ自体が大きな時代の変化だと感じます。
東方神起やBoAの時代に求められていたのは、日本に”現地化”することであり、韓国スタイルのままでは受け入れられなかったからこそ、彼らは韓国風のメイクやファッションとは距離を置いていたからです。
BigBangや少女時代だけではなく、日本で活躍するKPOPアーティストに求められているのは、新しいファッションカルチャーのアイコンであること。
こうした流れが出来た上で、今のBTSやTWICEの人気があり、韓国のファッションが、アジアだけではなく、ヨーロッパでも受け入れられるようになり、サブカルチャーとしての韓国文化の価値そのものが上がったことと、彼らのよりグローバルな成功は、決して無関係ではないように思います。
しかしそうなると、韓国人だけど、JPOPとしての立ち位置をより確かなものとして、その土台の上に活動してきた東方神起は今後、どうなっていくのでしょうか?
ここで、考えてみたいのは、日本市場進出を初めて成功させたSMエンターテイメントが、どのようなアーティスト像を今後描いているかということ。
SMエンターテイメントは、ジャニーズ事務所所属のアイドルたちの、韓国国内のCD販売を請け負うなど、ジャニーズととかく接点を持つ会社ですが、ジャニーズ事務所が大躍進した背景にあるのは、育成システムの確立と、その育成段階をともに見守るファンが生まれたこと。
こうした事務所全体のブランド化、あるいはファンの囲い込みに有効なのが、所属するアーティストを複数参加させた音楽フェス。
日本国内最大級といわれたエイベックス主催のa-nationは、所属アーティストの人気に陰
が見えると同時に縮小化せざる得なくなったものの、SMは「SMTOWN」と称した、他グループとのコラボもあり、出演順番も何度も入れ替える形で、”SMアーティスト”そのもの、SMファミリーとしてのアーティスト達を、観客に見せていきます。
特に、デビュー前の練習生を、”SMROOKIES”として、ステージやイベント、テレビ番組に参加させ、お披露目していくやりかたは、韓国の芸能事務所としては新しい手法であるものの、ジャニーズ事務所でいえば、ちょうどジャニーズJrがそれに当たるので、日本人にとっては比較的なじみやすいプロモーションスタイルです。
今はこのROOKIESから、Red VelvetやNCTが出てきていて、彼らに、ジャニーズJrのファンのような存在がつくかどうかが、注目されるところ。
そしてSMTの日本公演を見る限り、その方法は半ば成功し、半ばまだ結果を出していないという印象です。
2 SMTの観客たちとは、どんな人なのか?
SMTが、日本でドームや味の素スタジアムでやれるようになった一番の原動力は、やっぱり東方神起の存在が欠かせません。彼らの日本での、おそらく事務所の予想をはるかに上回る大人気こそが、日本でのSMT公演をドル箱公演に仕立て上げました。
一方で、SMTは日本での成功だけではなく、「チケットをただ同然で配ったらしい」「観客はほとんど韓国系」と陰口を叩かれながらも、ヨーロッパやアメリカでの公演にもこだわり、今年は初のアラブ地域、ドバイでの公演も行っています。
そして、SuperJunior、EXO、少女時代、SHINee、それぞれのグループの人気が高い国があり、SMTの集客に一役買っています。
SMTOWNは、SMにとって、ある意味では事務所としての地道なプロモーション活動なのであり、Youtubeを中心としたインターネットでの人気で語られがちなKPOPの中でも、特異な手法のように見えます。
BigBangが所属するSMと並ぶ大手事務所YGも、「YG Family Event」をワールドツアーとして開催するものの、毎年行うわけではないし、日本では2014年に行ったきり。
それと比較すると、SMTOWN日本公演は毎年行われているし、東方神起が不在の年も日本で公演されているのは、SMが日本公演を重視しているからこそ。
そこまで現地公演に力をいれる理由は、おそらくは、SMブランドの確立に、ああした社内フェス的イベントが果たす役割は大きいと見ているからではないでしょうか?
宝塚歌劇団にしても、ジャニーズにしても、練習生を抱え、デビューできるまでの様々なエピソードも含めて、ファンを「アーティストを育てる者」として取り込んでしまう、そのカッコウの托卵にも似た、ファン取り込み型の文化獲得こそ、SMが目標としているものなのかな、と思います。
それではSMTの観客は、その狙いにハマっているかというと、なかなかそう単純にはいっていない。
毎年、各グループファンのSMTの感想を、ツイッターを中心に探って読むのが楽しみなのですが、まず間違いなく毎年、心穏やかではないのが東方神起ファンです。
その不満の2大文句がこれ。
・出番が少ない
・コラボが少ない
出番で言うと、どうしても大人数グループだと、グループ内の誰かがコラボで出ていれば、「また〇〇は出てる!」と思いがちなので、2人グループの東方神起は、不利といえば不利。
でもまあ、実際に少ないのは事実であり、日本での人気はSMアーティストの中でもダントツだ、という自負がファンにはあるので、それをそんじょそこらのSM新人たちに出番を奪われるのは、もうなんだか「この世に正義はあるのか!!」レベルの悲憤が吹き上げてしまうのですね。
というわけで、2012年あたりから、「あたしはもう来年のSMTOWNには行かない!」と宣言するトンペンが、アフターSMTには必ず一定数いらっしゃいます。毎年必ずいるので、ものすごくトンペンの総数が多いのか、行かない!と言いながら行っているのかは、定かではありません。
今年は特に2人の完全体東方神起としては、初めてのSMTだったので、久しぶりに期待してワクワクしながら大阪まで出かけて行ったトンペンも多かったのではないかと思いますが、そんな所で甘い顔をするSMではありませんでした。
てか、もう予想通りじゃん。平常運転だと思ってたよ、と私は思うんですが、「来年行かない!って言ってても、行くんだろうな、そして怒るんだろうな・・・」ということも、予想してしまいます。すまぬ、同胞よ。
ただ、東方神起が兵役にいく前までのSMT日本公演は、本当にチケットが取れませんでした。ところが、東方神起不在の2016年のSMTは拍子抜けする程取れた上に、グッズも空いていて、お祭り感がかなり減速していたので、「やはり東方神起(とそのファン)はすごかったんだなあ」と思ったものです。
しかしその後、東方神起復活後のSMTもかつてほどチケット争奪戦にはなりませんでした。これには、ライブビューイングの大規模実施も一役買っているかと思いますが、確実に、SMT公演の現場から、「アツい東方神起ファン」が減っていることも表しているのではないかと思います。
このライブビューイング、本来は、遠隔地での公演なので行けない、とか、ライブ公演代が高いので、それよりは割安だから、という理由で選ばれることが多いと思いますが、SMはこのライブビューイングを実に効率よく援用しているように見えます。
というのも、SMTのライブビューイングには、そうした本来の”行きたいけど行けない”ファンだけではなく、「アツい東方神起ファン」に象徴されるような、「オンリーペン」達のSMT参加スタイルに選ばれつつあるように見えるからです。
実際に、私の周りの熱心なトンペンの多くが、「SMTはライビューでいいや」という流れにハマっていっています。
・東方神起が見たいのに出番少ないし
・それなのにチケット高額で、時間も長いし
・たった数曲のために、ドームの遠くの席に当たれば画面を見ていることになるわけで
・
ったら、ライビューでいい。
こうした人たちが、ライビュー会場には一定数いて、今後、東方神起だけではなく、SMファミリーファンになれなかったオンリーペンたちの需要に応えることになっていくのではないでしょうか。
なぜなら、ライビューでいいから行きたい、という程度のアツさをもったファンが、SMのどのグループにも一定数いるほどには、SMアーティストの日本での浸透性はどの事務所のKPOPグループよりもずば抜けて高いからです。
防弾少年団の所属事務所名やその経歴、またはほかにどんな所属アーティストがいるのか興味を持たないアーミー(BTSのファンの名前)はいても、SMアーティストのグループファンであれば、好き嫌い、興味のあるなしは別としても、他にどんな所属アーティストがいるのか知っている。それは、SMTOWN公演の功績が大きいと思うのです。
一方で、実際に足を運ぶ人たちというのは、着々と、SMファミリー推しとなっていく人たち・・・と思いきや、そういう数も一定数いるものの、実際には少女時代、Super Junior,EXO、SHINeeといったSMTで出番も多いグループのファンが寄せ集まった状態に近い印象です。
もちろん、他グループのことも知っているし嫌いではないけれど、自分の「推し」がハッキリしているファンたち。会場は、そういう意味では、均等にすべての出演者たちを応援しているファンばかりではなく、時には他グループに対抗心を持っているファンもいる。
そうしたファンにとって、出番の回数や順番、MCの長さなどが葛藤のネタにもなるし、SMT公演全体の評価にも影響を及ぼしていく。
その結果、SMTには行かない、と判断したとしても、そうしたファンの多くが、SMが実施するライブビューイングに流れ込むのです。
既に、一定数の日本でのファンを獲得しているSMアーティストたちが育っていて、 KPOPというジャンルそのものへの関心もある現状だからこそできる方法ではあるけれど、
ジャニヲタさんたちのような連帯感を持つまでには至っていないSMアーティストのファンたちにとって、ライブビューイングにせよ何にせよ、今SMが誰を売り込みたいのか、SMの所属アーティストに誰がいるのか、という情報を得ていく格好の場が、SMTOWNであることは間違いありません。
J-Minちゃんなんて、SMTOWNでしか歌っているところを見たことがないアーティストもいるわけで、元H.O.TのKangtaさん、天上智喜のメンバーだったサンデー、なかなかヒットに恵まれない、SMきってのロックバンド、TRAXなど、SMヒストリーに欠かせない顔ぶれが登場するのも、SMTOWNが、それぞれのアーティストたちをSMブランドとしてまとめていく舞台装置だからこそでしょう。
それは本家のジャニーズよりも幾分、不格好ではありますが、SMが目指す方向性が、SM全体のブランド力を上げることである限り、今後も続いていくと思われます。
3 今年のSMTOWN観客の本音のつぶやき
それでは、SMTOWNに集う観客たちの本音は、どこにあるのか。
今年のSMTOWNにおいて、かつてはあんなに出番も多かったのに・・・という印象を残したのが、少女時代でした。ソシペンの皆さんの感想をツイで拾っていても、
・ソロもいいけど、少女時代としての曲を聴きたかったというガックリ感があるコメントが多数目につきました。うーん、それはそうだよねえ、という感じ。
完全に、かつての立ち位置に、今はレッドベルベットがいるもんなあ。
・あれだけ一時代を築いた少女時代なのに、このSMTでの扱い。東方神起はなんだかんだいってSMTの主役であり続けるのに・・・
といったソシペンさんのつぶやきを読んだときは、「東方神起の出番が少ない」と憤慨しているトンペン仲間が読んだら、どう感じるのかなあ?と気になりました。
主役だってよ、主役。うーん、私は、毎度、「キングとか持ち上げてごまかしてね?」と疑心暗鬼でもんもんとしているんですけどねえ。
対照的に、出番は決して多くはなかったものの、今年、会場でものすごく熱量が高かったのは、SHINeeのファン、シャオルじゃないでしょうか。
私は、久しぶりに、SMTでグッズ行列に並びました。
そして、お久しぶりに、もうすぐ順番というところで、買おうとしていたバッジが「ソールドアウト」と宣言されてもーた。
このバッジ、ランダムなので、必ずしも自分の目当てのグループのバッジが入っているとは限りません。でもそのおかげで、バッジをいっぱい買ったのに、お目当てのグループが入っていなかった、またはもっとそのアーティストのバッジが欲しいという人の、交換希望の人の群れに遭遇することができました。
そして、そのほとんどが、SHINeeでした。
SHINeeが欲しい人だらけなので、SHINeeを買い取りすることはあきらめたものの、TVXQとBoAちゃんとNCTは売ってくれないかなあ・・・と思って、交換希望にTVXQ!を出している女の子に声をかけると、「BoAも買ってくれるなら・・・」と、まさにぴったりな返答。
無事、ゲットすることができました。
そう、結局のところ、ファン数が少なければ、交換需要もないわけで、交換に出されているとはいえ、TVXQ!とかEXO、Superjunior、少女時代のファンは、相当数いるってことなんですね。
そして、グループグッズは売り切れているとはいえ、それは総数が少ないからで、NCTなんかは、この会場においてまだまだなんだなあ、ということを実感しました。
そして、どちらかといえば穏やかな印象のあるシャオルだけど、2018年のSMTはやっぱり特別な思いがあったのか、珍しく、ツイッターでシャオルさんからのメッセージが頻繁に流れてくることにも驚きました。
ひとつは公演会場に入場するときに入っているフライヤーに、SHINeeの画像がプリントアウトされたうちわを、捨てないでほしい、という他グループペンへのお願い。
確かに、無残に捨てられたり放置されているSHINeeうちわをよく
かけたからなあ。こんな所にも、ジャニヲタさんたちとは違って、推しグループのファンの寄せ集めであるSMTの観客たち、ということがうかがえます。
それと、もう一つは、会場の公式遠隔操作ブレスライト以外を、使うなというお願い。
たくさんツイで見かけるものの中に、「去年は(ユノが兵役後復帰しての公演だから)大目に見たけど、トンペンさん!ほんとうにやめてください。シャオルのみんなは、ちゃんと公式を使おうね。他グループのペンさん達も見ていますから!」というのがあって、思わず苦笑いしてしまいました。大目(笑)。
その昔、ウニョクさんが「青い海発言」をして、エルフがスジュの公式青いペンライトをつけるのをあおったことにビギが激怒したこともありました。あの時もツイで、風紀番長のごとく「私たちは絶対に、意地でも、赤いペンライトは持っていかないようにしましょう!やりたいのなら、ビギタオルで!!」と何度もメッセージが回ってきました。
そのビギが、シャオルに注意される日が来るんだもんなあ。
まあ、マナーの問題は、今後もSMTでは注目トピックスであり続けることでしょう。
あっ、そう言えば、今回、かなり堂々と盗撮行為をスマホでしていた女性客がいましたが、1時間後くらいに、係員に有無を言わさず連れていかれていました。
少女時代のペンライトを持っていたけど、ソシが出てきても無反応だったし、しかもソシは盗撮しないし、もう絶対にソシペンは擬態でした。こういう人を怒るのは理にのっとってはいるものの、その盗撮された動画を見ちゃう人に怒れる人は、どれくらいいるんでしょうね・・・。
今年はリョウクが除隊して参加しているSuperJunior。
エルフはビギと並ぶSMTの中での2大ファンダム。彼らはバラエティ番組での出演も多いし、そのキャラクターをファンからこよなく愛されているグループだと思います。
兵役につくメンバーが出てきて以降、Superjuniorは、緩やかにSMTでの出番は減ってきてはいるものの、比較的まじめな人が多いSMアーティストの中で、あのにぎやかなお祭りMCは存在感があります。
エルフのツイでの感想は、久しぶりにリョウクが戻ったことへの喜びや、SMTで発表された彼らの単独ライブ、スパショの再開への感激がメインを占めていました。
その発表のやり取りの楽しさが中心のつぶやきが多く、ステージに戻れたことを「夢のよう」と語るリョウクに、「はい、夢でぇーす。まだあなたは軍隊にいまーす!」と速攻で返すあたり、確かに大爆笑のMCではありました。
でも、この際だから、本音を言っておきます。
・・・・・尺を無視した長トークは、SMファミリーペンならともかく、推しグループがはっきりしているほかのファンからは、脅威でしかないんだよぉぉぉ!!
巻いてくれ。巻け。頼む。
ということを会場で声に出して言うと、周りにエルフがいたら申し訳ないと思うから言いませんが、彼らが笑いを取っている間、反応がイマイチなエリアがいたら、間違いなく、そのエリアでは全員、心の中で「ああ、これ以上尺を使われて、私たちの〇〇の出演時間が短くなったら・・・!」と戦々恐々としているのです。
本当は私だってのんきに笑いたい。だって面白いもん、あの人たちのトーク。でも、そのトークで、自分の推しの時間が削られるのは嫌。絶対に嫌。
よみがえる、過去の様々な推しの「削られた疑惑」の時間。本当に、フェス系のイベントでは、心臓に悪い存在、それがSuperJuniorというグループ。
ただ、Super Juniorはまだ笑える分いいんだけど、たいしたMCでもなく、「会いたかったでーす」を言うために大所帯グループが、一人ひとり挨拶するのは、正直ダレます。
以下同文でいいよ以下同文でさあ!と思ってしまうのも、そのグループに興味がないから。
実際のところ、SMTOWNは、日本での人気がどうであれ、「今からこのコたちを売っていくんでよろしく」という形で、出演時間や回数、コラボの出番などが決まるので、今年のNCT推しの演出は、実情と合っていなかったな、と思います。
他グループのファンから、「なんなのあのグループ!?」と白い目で見られているんじゃないか、と心配になってしまうのですが、過保護でしょうか・・・・。
EXOがやたら推されていた時には、EXOは既に人気が高いモンスターグループでしたからね。
SMTに、いつのまにか、こんなにエクセルが!!とビックリしたけれど、NCTの方は、まだそこまでファンがついていないのね、という感じでした。あの、でも、おもしろくて、頑張り屋なコたちなんですよ。き、嫌わないでえっ。
レッドベルベットは、少女時代がスンヨン、ソヒョン、ティファニーが脱退して、5人になってしまいf(x)も実質、ルナとアンバーの活動がメインになる中、事務所の本腰をいれたプロモーションと高い歌唱力やダンスパフォーマンスを軸に、人気が沸騰してきて、今年はレッベルのファンの観客数もかなり増えていました。
そして、レッドベルベットのファンは、東方神起や少女時代、SUPERJUNIOR、SHINee、EXOといった先輩グループからのつながりでレッドベルベットを好きになったというより、レッドベルベットを入り口にしてSMTOWNにやってきた人が多いように見えます。
その昔、EXOもそうでした。
単独のグループを推すファンが、SMファミリーのファンとなってくれるかは、まだまだ未知数です。SMROOKIESがSMTに登場してきたときも、「この人たちが次にデビューする人なのね!」と、注目していた人はそういなかったし、本音を言えば「こんなプレデビュー前の人たちに尺を使われるなら、推しのパフォーマンスが見たい」と思っていた観客は多かった。
SMが今後、彼らが目指しているのであろうジャニーズのように、事務所全体のブランド化に成功するのか?というと、ジャニーズ事務所におけるジャニーさんのような、カリスマの存在を欠いているSMエンターテイメントにとって、容易には達成できないでしょう。
また
東方神起以降、立て続けにヒットグループを演出してきたSMも、EXO以降、陰りが見え始めています。
SMTOWNも、抱えるグループ数が増えた分だけ、一体感を持って盛り上がることがますます難しくなっています。
こうした中で、他の韓国事務所とは異なり、SMTOWNを中心に、事務所推しを推奨励行しているSMは、実はものすごく日本的なシステム、日本的な価値観に親和する可能性を秘めた芸能事務所なのかな、という気がします。
だとすれば、東方神起を始め、SMアーティストたちの日本活動は、今後も途切れることなく続けられるでしょうし、ジャニーズ事務所のアイドルたちが成功しているように、40代、50代のアイドル像を、SMアーティストたちは開拓していけるかもしれない。
不安定な日韓関係という大きな障害もあるものの、SMがジャニーズ事務所的な、ファミリーブランド化をどこまで推し進めることができるのか、SMTOWNは事務所にとっても、アーティストにとってもその挑戦の場だといえるのかもしれません。
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アールズ出版で、ジャニーズ研究者の福博充さんと対談した時のテキストです。
桃田万里子署 2017年刊 東方神起ヒストリーを、インタビューやライブMC、番組などのトークを引用しながらまとめました。
連絡、仕事の依頼は、まで。
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大好きなウニ〜〜!!
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