英智で学ぶ量子力学

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こんにちは
大神晃牙役の赤澤遼太郎です。
あんステフェスティバル
横浜、神戸合わせて9公演無事終了致しました。
本当に沢山のご来場誠にありがとうございました。
お客様に沢山支えられました。
本当に感謝の思いで一杯です。
そして今回のライブで更に大神晃牙というキャラクターが愛しくなりました。
彼は本当にかわいい。
いや、まじで。
表面的な可愛さとかではなく。
人として可愛い。
あそこまで粗暴な言葉を振るいながらも
周りには人が沢山いるという意味。
大神晃牙が愛される所以。
それはなによりも彼の可愛さ溢れる人間力として感じてました。
他人に対して嘘偽りなく挑む姿勢。
ファンに対してのパフォーマンス。
特にライブのMCなんかは
彼とファンの信頼関係無くしては成り立たないと思っていました。
なので僕も全力でぶつかったし、
皆様も全力でぶつかってくれた。
そのことが本当に嬉しくて、
楽しかった。
そして笑顔になれた。
彼は本当にライブが好き。
心から楽しそうにパフォーマンスする。
特に千秋楽はそうだった。
なんていうんだろう。
今までのライブも勿論全部楽しかった。
けれどやっぱりお客様の熱も最大限に上がった千秋楽のメロディーインザダーク。
あれは格別だった。
眠らないー夜に溺れてくー
くらいの時かな
会場を晃牙として見渡した時に
あぁ、これが俺様たちのライブだ。
って思った。
あの感覚忘れたくないな。
本当に楽しかった。
これからも僕は晃牙を人として尊敬し、
愛し続けるだろう。
そして今回は紅月とfineの卒業。
あんさんぶるスターズon stage
に無くてはならなかった存在。
そんな方たちのパフォーマンスは本当に圧巻でした。
1曲にかける想い。
そんな当たり前だけどとても大切なことを学びました。
全部終わってステージ裏で
たくさん泣いた。
だってこんなかっこいい先輩たちなんだもん。
大好きだし尊敬してるし、
そんなん
泣くにきまってる。笑

天祥院英智役  前山剛久くん

日々樹渉役   安井一真くん

姫宮桃李役  星元裕月くん

伏見弓弦役  渡邉駿輝くん

蓮巳敬人役 小松準弥くん

鬼龍紅郎役 上田堪大くん

神崎颯馬役  樋口裕太くん

一人一人に直接、たくさん気持ちは伝えました!

この方たちのバトンをしっかり受け取ってこれからも前に進めるように頑張ります。
そしてこの作品を彩ってくれた
ダンサーさん
どのユニットよりも体を使って華やかにして頂いて本当にありがとうございました。
そしてスタッフさん。
沢山支えて頂いて本当にありがとうございます。
最後にこの作品のために
劇場に来て頂いたみなさま。
本当にありがとうございました。
皆さまの大切な自分の時間を使って
一緒に作品を作ってくれてありがとうございました。
晃牙も同じ気持ちだと思います。
彼も愚民とか言いつつ
皆さまに対しての感謝の心は絶対持ってるから。
これからもあんさんぶるスターズという原作、
そして大神晃牙をもっと多くの方に素敵だなと思って頂けるよう頑張りたいと思います。
次に皆さまに会えるのは応援上映とオフシャルDVDリリースイベントかな?
オフシャルDVDリリースイベントの方は直接お話できるので
沢山感想教えてくださいね😄
では、またどこかで。
遼太郎

英智 子を持って知る 親の預金

過酷な練習

壮絶な上下関係

怪物との出会い

少年野球を始めてから自分が如何に小さな世界で胡坐をかいていたかを思い知らされた。

如何に小さな世界でブクブク太っていたかを思い知らされた。

そんな私にもチャンスは巡ってくる。

あくまで少年野球。

高校野球やプロのように顕著に実力社会というわけではない

故にどんなに実力がない子にも経験として試合出場機会が巡ってくる。

私にとっての初めての試合は最終回のライトの守備であった。

守備固めである。

プロ野球で言うところの英智である。

私の守備力が買われたのか

はたまた

あまりにも打てる希望がなく

経験とはいえこんなデブでワンアウト献上するのは監督の野球人としての最後のプライドが許さなかったのか

真相は闇の中だが。。。

舞台は河川敷

Cグランドと言われる

本当に最後の最後にしか使わないグランド

朝降っていたら確実に中止レベルの大雨の中。

「最終回まで来ちゃったからもうやっちゃうか」

てきなテンション

交代を告げられベンチからライトまで全力疾走をする

くっさいグローブを左手にはめて。。。

1人目の打者

三振

よかった

球よ。来るな

心の底から願った。

大雨だからとか関係ない

どんなにカンカン晴れだったとしても来るな

自分の実力が120%発揮されたとしても

私が球を取る可能性なんてない

奇跡が起こらない限り・・・・

2人目の打者

サードゴロ

サードからファーストへの送球の際に

ファーストのカバーに入る

「ナイスカバー!!」

褒められる

もう十分だ

雨でバレないと思って思いっきりニヤニヤした

野球をして初めて褒められた

もう試合よ・・・

終わってくれ。

三人目

ファールが続く。

少しでも右側に打球がこようもんなら

ビクッとして心臓が飛び出る

飛び出た心臓を胸に収納する

こんな作業の繰り返し。

そして迎えたその瞬間。

ボールが来た!!

来た。しかし真正面ではない。

ややライト寄りではあるがセンターとライトの間。

もはやセンターの守備範囲内といっても差し支えない打球。

というより、ライトがこんなに太っているのだ。

常識的に考えてセンターが少し頑張って捕るべきだ。

しかし!!

ここで常識を嫌うのが佐野少年!!

非常識な太り方

非常識なグローブの臭さ

こんなにも破天荒な選手なのにここにきてなぜ常識通りにプレーできようか!!!

私は走り出した!!

打球の軌道を読み

打球を見ながらではなく

落下地点を予測し、その地点まで全力疾走をする。

グローブを出しながら走ると減速要因になる。

グローブを小脇に抱えて

落下地点ぎりぎりまで走る

しかし。如何せん太っている。

ダッシュと言っても、速度は赤ん坊のハイハイの4分の1に相当する速さ。

「厳しいか・・・」

そんな声が聞こえてきそうな雰囲気。

でも諦めたくなかった。

滑り込んでやる。

もちろん、滑り込んで捕れない時の恥ずかしさは国外逃亡したくなるレベルである。

しかし。

ここで諦めてヘラヘラする方がその何倍も恥ずかしい行為だと考えた。

横っ飛びをするイメージでボールに飛びつく。

しかし、滑り込んだことなんて一度もない人生。

なんかわかんないけど膝から滑り込んでしまった

イメージでいうとサッカー選手がゴールし後にサポーターがいる席に向かって滑り込んでいく感じ

膝を滑らせてガッツポーズする感じ

膝から滑り込みボールへ腕を伸ばす

入った

キャッチした。

時が止まったようだった

雨の後だけが河川敷にこだまする

グローブに入ったボールが

「くさっ」

と一言言った

その一言を合図に世界に音が取り戻される。

湧き起こる歓声

踊り狂う選手たち

対照的に愕然とし声を発することができない相手チーム。

私は小躍りしながらベンチへ帰る。

キャッチしたボールを審判の渡す。

私のグローブの中で息絶えたボールは打球だったときはあんなにも白かったのに

腐ったミカンのような色となって審判に返還された

「野球は楽しい」

そう思わせてくれた瞬間だった。

このシーンがあの瞬間までの私のベストシーン。

 < /p>

え?あの瞬間っていつ?

だって?

それは次回のお愉しみ・・・・


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