空白 街と街の、どまんなかへ。
あのたまアリ羽生くんフリーの興奮からはや2週間。帰国後すぐに我が家に子犬を迎え、初めて犬を飼うということでてんやわんや、感想を書く余裕もありませんでした。
でも、実のところ書けなかったのはそれよりも何よりも、現地ですっかり燃え尽きてしまったせいかもしれません。
あれは羽生ファンを灰と化してしまう試合でした。
ショート。サルコウ。
抜けた瞬間に思わずガクっと頭を前の席にぶつけました。ひたすら悔しかったあの瞬間。
そして暑くて暑くて。そこそこ観戦経験はありますが、こんな暑さは初めて。ワールド会場としてあるまじき明らかな異常事態。前日からすでに場内の室温が高かったという声はありました。それが修正されなかったどころか、さらに悪化していたということは、運営チームは何も感じなかったのでしょうか。
フリー当日公式練習。
なんども繰り返す冒頭からループまでの流れ。リンクサイドに居残っての鬼気迫るイメージトレーニング。あんなにもギリギリのところでもがいているゆづは見たことがなかった。怪我でのブランク、積むことのできなかった実戦と練習の空白期間を思い、胸が痛い。ずっと忘れないであろう光景でした。
フリー。本番。
緊張と期待と達観。史上最大の大逆転へ、などとスポーツ紙は煽っていたけれど、正直あの点差では厳しいと思っていました。ごめんね。でも、とにかく怪我なく満足のいく、今季最高のOriginを滑り切れたら。ループを降りて呪縛を解くことができたら。祈りはそこに集中していました。
そもそも怪我の元となったループに恐怖心のかけらも見せずチャレンジを繰り返す。そのメンタルが普通ではない。当たり前のことではない。
そしてループを降りる。と同時に会場は大爆発。サルコウ、耐えられて良かった!その後はたたみかけるような演技。単独4Tの美しさ、後半に決める4T3Aの強さ、3F3Tの見事な音ハメ…。着氷の質に怪我の状態を察しつつも渾身の見事な演技に感激を抑えられません。終了後は見渡す限りの興奮状態。私自身、何度お隣さんとハグをしその場で跳ね回ったことか。声もすっかり枯れ…燃え尽きたのです。
その前の演技の全て、その後の演技の全てとはレベルの違う密度の濃いプログラム。パトリックもハビもいない今、ワールドという最高位の大会で彼の滑りの孤高は際立っていました。悲しいまでに別次元のスケート。
GOATと呼ばれる存在にもう伸びしろはほとんど残されていない。だって行き着くところまで行き着いてなければGOATとは呼ばれないのだから。それでも、ネイサンという稀代の才能と、そのジャンプ実施能力に引きずられたスコアに対抗し、接戦ではなく圧倒的に勝つことを目指すなら、トウ、サルコウといった武器に加えループとルッツを完全に戻すことに行き着くのでしょう。どちらも大怪我の原因となった因縁のクワド、ファンとして心配は計り知れないけれど。
GS、最近はのぞいていないけれど、少し前お邪魔した時は今回のワールドの目玉に「ユヅ・ネイサンの連続神演技」を推す人が多かった。ワールドレコード連続更新なんて巡り合わせ、本当に滅多にあるものじゃない。でも、そんな意味を知らない一般視聴者の感想は、「なぜ羽生くんの勝ちじゃないの?」。ジャッジに評価されない繋ぎ。でもそれは確かに人々の記憶に残る濃厚なプログラムを作り上げていました。一般人の目は節穴ではないです。むしろその逆。御託を並べずダイレクトに本質を突く力がある。私は「再たま落ち」ですが、文字通りの「さいたま落ち」もきっと多大な数に上るはず。
蛇足ですが、表彰式の彼の後ろ姿はすごいインパクトでしたよ。あんな綺麗なラインは見たことないなあ。
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あのたまアリ羽生くんフリーの興奮からはや2週間。帰国後すぐに我が家に子犬を迎え、初めて犬を飼うということでてんやわんや、感想を書く余裕もありませんでした。
でも、実のところ書けなかったのはそれよりも何よりも、現地ですっかり燃え尽きてしまったせいかもしれません。
あれは羽生ファンを灰と化してしまう試合でした。
ショート。サルコウ。
抜けた瞬間に思わずガクっと頭を前の席にぶつけました。ひたすら悔しかったあの瞬間。
そして暑くて暑くて。そこそこ観戦経験はありますが、こんな暑さは初めて。ワールド会場としてあるまじき明らかな異常事態。前日からすでに場内の室温が高かったという声はありました。それが修正されなかったどころか、さらに悪化していたということは、運営チームは何も感じなかったのでしょうか。
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フリー。本番。
緊張と期待と達観。史上最大の大逆転へ、などとスポーツ紙は煽っていたけれど、正直あの点差では厳しいと思っていました。ごめんね。でも、とにかく怪我なく満足のいく、今季最高のOriginを滑り切れたら。ループを降りて呪縛を解くことができたら。祈りはそこに集中していました。
そもそも怪我の元となったループに恐怖心のかけらも見せずチャレンジを繰り返す。そのメンタルが普通ではない。当たり前のことではない。
そしてループを降りる。と同時に会場は大爆発。サルコウ、耐えられて良かった!その後はたたみかけるような演技。単独4Tの美しさ、後半に決める4T3Aの強さ、3F3Tの見事な音ハメ…。着氷の質に怪我の状態を察しつつも渾身の見事な演技に感激を抑えられません。終了後は見渡す限りの興奮状態。私自身、何度お隣さんとハグをしその場で跳ね回ったことか。声もすっかり枯れ…燃え尽きたのです。
その前の演技の全て、その後の演技の全てとはレベルの違う密度の濃いプログラム。パトリックもハビもいない今、ワールドという最高位の大会で彼の滑りの孤高は際立っていました。悲しいまでに別次元のスケート。
GOATと呼ばれる存在にもう伸びしろはほとんど残されていない。だって行き着くところまで行き着いてなければGOATとは呼ばれないのだから。それでも、ネイサンという稀代の才能と、そのジャンプ実施能力に引きずられたスコアに対抗し、接戦ではなく圧倒的に勝つことを目指すなら、トウ、サルコウといった武器に加えループとルッツを完全に戻すことに行き着くのでしょう。どちらも大怪我の原因となった因縁のクワド、ファンとして心配は計り知れないけれど。
GS、最近はのぞいていないけれど、少し前お邪魔した時は今回のワールドの目玉に「ユヅ・ネイサンの連続神演技」を推す人が多かった。ワールドレコード連続更新なんて巡り合わせ、本当に滅多にあるものじゃない。でも、そんな意味を知らない一般視聴者の感想は、「なぜ羽生くんの勝ちじゃないの?」。ジャッジに評価されない繋ぎ。でもそれは確かに人々の記憶に残る濃厚なプログラムを作り上げていました。一般人の目は節穴ではないです。むしろその逆。御託を並べずダイレクトに本質を突く力がある。私は「再たま落ち」ですが、文字通りの「さいたま落ち」もきっと多大な数に上るはず。
蛇足ですが、表彰式の彼の後ろ姿はすごいインパクトでしたよ。あんな綺麗なラインは見たことないなあ。
いい走り。いい生き方。空白
ブログにご訪問いただきありがとうございます。
カウンセラーの 元長美樹 です。
大変な事が起きた!
・・・と、先日、出勤中の夫から、
LINEが届きました。
どうやら、カラスのフンが直撃した模様。
これが、その時のLINE。
カラスのふんが肩を直撃した、の前に
謎の空白。
相当な、『やばい』ぶりのようです。笑
しかし、鳥にフンを落とされるのは、
幸運の前触れ
金運UP
宝くじを購入すると良い
と、聞いたことがあった私は、
携帯の向こうで
ショックで、うなだれていた夫に
そのことを伝えました。
すると、早速夫は
宝くじを購入して帰ってきました。笑
カラスのふんがついたコートは、
すぐにクリーニング店へ
持って行ったようですが、
なんと、
クリーニング代が3,000円超!!![]()
・・・いやいや、
金運UPというのだから
大きな気持ちで。笑
ちなみに、夫は
「鳥のフンが落ちたら、いやだなぁ」
と、思いながら、歩いていたとのこと。
かなり前から、思い続けていたらしい。
同じ思考が繰り返されると
現実になることを
証明してくれた夫でした。![]()

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大文字、小文字の間違いや空白、スペルミスなどの可能性があるかもしれません…私はまだ買って間もないので詳しいことは分かりませんが…
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