サグラダ最新流行
今週のひとこと潤くんやってくれましたねえ~
翔潤loverをどれだけ燃えあがらせたことか
お話は「左の頬にキス」の翔潤です
このシリーズはリアルにいま暮らしているような妄想を求めてのお話なんですが
今回もあからさまにフツーの生活の情景です
皆さんもう飽きましたよね
でもただ幸せなふたりを見たいときにはこれが描きたくなっちゃうんです
********* *********
「お前、許されんと思ってんの?」
「そんなんキレてもオレには全然かんけーないから」
「強がってんじゃねえぞ」
「どこがあ?フツーだけど」
「おいっ・・ほら逃げたじゃねえか」
「逃げたんじゃないもん、避難したんだもんっ」
「また、そういういいわけを・・おまっ・・ちょっとコイよ・・」
「呼んでないでそっちが来ればいいじゃんよ」
「生意気言いやがって」
「ほら~、とどかないもんね~~~~~っ」
「・・コラッ・・・・・チョロチョロすんなよっ!」
「どうした、もうあきらめたら?」
「・・・・あきらめると思うかっ・・・お前をあきらめるなんていつなんどきだってしねえんだよっ!」
「うわあっ!」
抱きつかれてソファにダイブ。
「わるい子にはバツ!」
「きゃははははっ!やめっ!そこはくすぐったいんだって!ダメっ!ダメっなんだってんっ!・・・・・・・・・・」
揉み合いは続く。
「あ~~~~~~ん、服が切れちゃった・・」
「わりい、気に入ってたよな・・」
「ふふふ・・なに本気で凹まないでよ~」
両手で頬をウニウニすると“やめろよ”って手でかわす。
・・・けど・・次の動作を見失ってるよね。
「これなら直しに出せばまた着れるから」
お気に入りはすぐには捨てないよオレ。
同棲生活が落ち着いてきて昔みたいにはしゃぐことが多くなってた。
過去を取り戻しに行ってる?
それもいいと思うんだ。
心からいまが楽しかった。
四つん這いになりチュッとキスをする。
頬へ、瞼へ、唇へ。
まわされる腕。
もういちど唇を合わせる・・
シャワーを浴びたあと寄り添ってテレビを見始めた。
新婦が父とバージンロードを歩いてる。
翔くんの手がオレの手に重った。
「式あげるとしたらどこがいいと思う?」
「サグラダ・ファミリア」
即答する。
「・・・・。」
「お茶入れてくるね」
立ち上がった横顔を視線が追いかけるてくる。
お茶を入れてるあいだに背もたれに腕を乗せ頬杖をついてた。
「ふふっ・・したくないからとかって無理いってんじゃないんだよ、どこがいいかって聞くから好きなものあげただけなんだ」
湯呑を渡してまた隣りに座る。
メガネをずりあげた。
「・・・不遜かもね、想像と言えどオレたちのために使わせてもらうなんて・・・・」
両手で包むようにしてお茶を啜ったらレンズが湯気で真っ白になった。
「これ以上たくさんだから」
「・・・。」
「感謝してる、幸せにしてもらってる」
「さらに結婚式ぐらい挙げたってこの際問題ないだろ」
「そんなリスクはいらないよ」
「綿密に計画する」
「もうこの話しは一切ナシで」
続けようとする口に手のひらを当てた。
「これ以上のぞむものないから」
・・・実はさあ。
去年オレ、ヨーロッパに行ってさ。
そのときにああっ・・海外で式を挙げたりして・・・なんてちょっと妄想しちゃたんだけど・・
毎度どこに行っても、世のなか誰にも知られないでなんてこといまの時代ないんだなって思い知らされたよ。
ドイツの話をいっぱいしたらすぐにそのあと翔くんも行ったのには驚いたな。
コンサートにとか言ってたけどオレの行った場所も辿ってきたって。
自分に置き換えるとセンチメンタルなことイメージしちゃうけど翔くんはそんなんじゃないと思うんだ。
歌番組に出演で先にオレがドイツの話と決めたのに自分も同じドイツを持ってきたのとかは。
・・・翔くんの心のなか・・ちょっと聞けなかったけど。
「んっ・・?」
電話?
オレの親友からだった。
「おわっ、ヤベっ!」
「わっ!こんな時間だった!」
ベッドから飛び起きたオレたちは急いで身支度をする。
「ハット知らないっ?」
「ゆうべオレに被せたろ」
「だから聞いてんの」
「・・あのままお前をおぶってベッドに行ったから・・もしかしてつぶれてんぞ」
「探してくる」
「他のでもいいだろ」
「くれたヤツと会うんだよ」
「オレのジャケットもよろしく」
「OK、マネージャーに悪いから先行ってて」
「ああ」
駐車場に向かった。
「呑み過ぎたな~」
髪を掻き上げる。
ふたりで外でベロベロはなかなかない。
お互いの親友がひとりずつとで気が緩んだ。
オレたちの関係もとうに知っている連中。
今度新居に招待する約束もしてきた。
「おはようございます」
「お待たせ、あと少し待ってくれる」
「わかりました」
すぐに潤も来た。
「はい、ジャケット」
のぞいた潤のハットのつばを指で弾いた。
「無事でよかったな」
「おっこってたのが幸いしたみたい、いってらっしゃい」
「ああ、いってらっしゃい」
行こうとするとこ腕を掴んで素早くキス。
味わう間もなく隣りのクルマへと行ってしまった。
クルマが発進する。
ちいさく振る手が見えるような気がした。
見えない窓に微笑んでいる自分を見ているマネージャが気になった。
「何か言いたそうだな・・」
バックミラー越しに憮然と訊ねる。
「ひとこと見ました?」
「はあ?」
「上がった当初はトレンドはいってましたよ」
・・・。
スマホを取り出すと自社のファンサイトを開いた。
メッセージは潤だった。
「“翔氏”ってお前・・」
デレデレに緩む頬。
「カワイイ奥さ・・んんっ、松本さんですね・・」
言い換えるとか余計に意識が感じられてこっちが凄く恥ずかしいだろっ!
「危ないから前見てろって」
キレ気味に促した。
紅潮してる自分をどうにかしないとと思うが焦れば焦るほどのぼせたままだった。
た
らず両手で顔を覆った。
「松本の潤氏」
日を跨いで誕生日を迎えたオレ。
風呂から出てきたばかりのところをソファから声を掛ける。
「そちもこちらへ参れ」
「仰せのままに」
ニコニコと来た。
「外せ」
今はメガネなしの艶っぽい笑みが見たいんだ。
素直に外すとテーブルに置いた。
長い睫毛に縁取られた深い湖のような瞳が現われる。
「ふふん」
顎に手をあてる。
風呂上がりのバスローブ姿が艶めかしい。
スエットにしてないところが気遣いを感じるよなって・・オレにも用意されてたんだよ。
潤なりのシチュエーションを想像したとかってまったく新婚かよ・・ふふふっ・・
潤が座ろうとした。
「そうだった」
パタパタとキッチンへと行ってしまった。
手ぎわよくトレーに準備。
シャンパンとグラス、それからケーキを乗せてきた。
「ケーキいつ冷蔵庫に入れた?」
潤が帰って来たのはさっきなんだ。
相変わらずオレたちは忙しんだよ。
バスローブは朝出てくときに先に準備していたようだ。
「これ、自分で頼んだのか?」
プレートに“翔くんおめでとう”とあった。
「ふふっ、マネージャに行ってもらった、息子のみたいな顔して言えよって頼んだ」
「それは頼むというより命令じゃあ・・」
「細かいことはいいの・・こちらが、今日のシャンパンになります」
ラベルをこちらに向ける。
「あっこれ、オレが呑みたいっていったやつ」
「取り寄せておいたんだ~」
「さすがオレの潤」
髪にチュッとする。
「ふふふ・・」
うれしそう。
ろうそくに火をつける。
明りを消すと窓全体から街の夜景が飛びん込んでくるようだった。
ちょっと見惚れる。
・・・今度消して過ごすこともしてみよう。
「はっぴばーすでーとゅーゆー、はっぴばーすでーとゅーゆー、はっぴばあすでいでぃあしょおく~ん・・」
こういうことは決して省かない潤。
正座でこちらに向き合うと照れくさそうにしながらも最後まで歌ってくれる。
「新居での初誕生日おめでとう!」
「ありがとう」
グラスを軽く掲げ合う。
「うまいな」
「おいしいね」
言いながらそそそっとピッタリとくっつくように座りなおしてる。
「・・・・・・。」
鼓動が聞こえてきそうなほどドキドキしてんなコイツ・・
自分のつくったシチュエーションで勝手に緊張しちゃたのか。
それではまずキスから・・
顎に指をやってキスしてって・・・触れる前に“あっそうだ”と立ち上がった。
おいおい・・
「写真撮ってメンバーに送ろうよ」
「えっ・・」
・・・それ欲しいかみんな?
オレがあとで恨まれんだぞ・・
「それはやめ・・」
「はいこれ」
グラスを持たされた。
「かんぱ~い、笑って~」
言われればポーズを取るのがこの職業の悪いとこ。
・・・・ああっ!収録会いたくねえ~~~~っ!
アタマを抱える。
「よし、送信完了と!あれ、どうしたの?さてと・・そうだ、翔くんLINEきてんじゃない」
「・・いまいいや・・・・じゅっ」
「あっ・・ちょっとだけ待って」
またパタパタと今度はロフトに上がり自分の部屋へ。
「今度は何だよ~~~~~」
オレはふてくされるように大の字になった。
横のクッションを引っ掴むとカラダをくねらせながら抱きしめた。
包を持って戻って来た潤。
「はい」
オレは差し出されたものから潤へと視線を上げた。
「?」
キョトンと首を傾げる潤。
「ゴメンあとで!」
まどろっこしくて待ってらんねえよっ!!
プレゼントを置くと潤を抱き上げた。
「うおっ・・」
重さでちょっとよろめいたが有無を言わさない速さでリビングを出ていく。
ベッドまでの道のり。
オレの肩で小さな舌を出しいたずらな笑みを浮かべた潤。
これ以上ないくらいうれしそうにしがみついた。
サグラダ プール冷えてます
まずは、今でも建設中のサグラダファミリア
細かく立体な彫刻たち…
ガウディさんはサグラダファミリアの中を森のようにしたかったらしく、立体のとても美しい建物の中…完成後の床は全て大理石になるらしく、(大理石なのはまだ一部の床だけですとガイドさんの説明ありでした)
波打つようなおしゃれな建築…ガウディさん…
外壁が淡い色合いに、おしゃれな建築ガウディさん…すごい方なんですねぇ…
スペインの食事はどれも美味しく、
兄妹のようにいわしのフライをつまむ2人 笑
ゆるい下書きみたいな絵も、なんだか可愛いくて、ピカソの有名な絵とは全然違いますが、個人的にこういった絵も沢山飾ってあってピカソ美術館とても楽しかったです
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