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・エリアを囲むラインはそのエリア内に含まれる(例：ペナルティエリアのライン上での反則はPKとなる)ため、距離の測定はラインの外側から行われる

・ペナルティマークはゴールラインの後ろ側(ゴール側)からマークの中心までの距離で測定する

・テクニカルエリアはチーム役員だけでなく交代して退いた控え選手にも適用されていることを明文化

・レフェリーレビューエリア(RRA)に商業的広告を載せることを禁じる

・VAR方式を導入するときはビデオオペレーションルーム(VOR)と最低1箇所のRRAを用意する

・プレーヤーがVORに入ると退場処分となる。チーム役員は退席

・RRAはピッチの外側に固定する。プレーヤーが一緒に映像をチェックすると警告となる。チーム役員には口頭注意or警告

・大会規定で許可されている場合、延長突入後に１つ交代枠が増える

・国際Aマッチでは最大12の交代登録選手枠が設けられるが、最大交代枠は6である

・チーム役員は戦術的/コーチング、選手の負傷による安全性に関する場合はスマホやタブレット、ヘッドフォンなどの小さな電子機器を使用できる。不適切な方法での使用が認められた場合は退席となる。

・電子機器は2019年6月1日までに基準にあったものにすること

・政治的メッセージの具体化↓

・プレーヤーが無許可インした場合、関接FK(直接FKになる反則を犯していない場合)になることを第4条にも明文化

・VARは大会規定、VARプロトコル、実施基準を満たしIFABとFIFAから書面で許可を得た場合のみ適用できる

・ビデオ判定できる4つの事項(ゴール？PK？一発退場？人違い？)は主審が「はっきりとした、明白な間違い」または「見逃された重大な事象」の状況に限り、VARから援助を得ることができる

・暴力や唾吐き、噛みつきなど非常に攻撃的で侮辱的な行為、または人違い退場はプレー再開後でもビデオ判定により訂正できる

・ピッチ上の審判員はカメラの使用と装着が許されないことを明文化

・上記のVARの仕事内容が追加

・AVARの仕事内容が追加(VARが確認中にテレビ映像を観る、VARと主審の通信内容や起きた事象などを記録、VARが確認中で忙しければ主審へプレーを止めたり再開をさせないでほしいことを伝える、VARが介入した時間やビデオ判定に使われた時間を記録、ビデオ判定により訂正された判定に関する情報を関係者に理由を伝える)

・VAR導入試合はAVARを少なくとも1人を用意できる

・延長前半と後半の間にある飲水タイムは1分未満(クーリングブレイクは除く)

・VARによるチェックとレビューの時間、飲水タイムに使用した時間をアディショナルタイムに追加する

・PK戦で既にキックをしたGKが負傷した場合、GKと交代した選手はその周回でキックを行うことはできないことを明文化

・味方競技者が「最初」にボールをプレーするか触れたときにオフサイドポジションにいる選手がボールにプレーしたり触れた場合オフサイドの反則となる

・相手を噛む行為、物やボールを相手プレーヤーや審判員に投げたりボールに物を当てる行為は相手に直接FKが与えられることを追加

・「手に持ったものでボールに触れる行為、物を投げてボールにぶつける行為はハンドリングの反則」という文章を削除。GKもこの行為が許されないことを明文化

・↓の「偶発的に」を削除

・決定的な得点機会の阻止でアドバンテージを適用した場合、その流れからゴールが生まれなかったとしても反則を犯したプレーヤーは反スポで警告となる。これまではゴールしなかった場合退場となっていたが、「アドバンテージにより決定的な得点機会は阻止されていない」と判断されることとなった

・プレーヤーがRRAに侵入すること、ビデオ判定のシグナルを過度に使用(つまりビデオ判定してよとアピールしすぎる)することは警告となることが追加

・連続して同じプレーヤーが警告に値する反則を犯した場合、2枚警告が与えられることを明文化

・VORに侵入すること、誰か(“相手プレーヤーまたはその他の者”という記載は削除。唾吐きも同様)に噛み付く行為は退場となることを追加

・インプレー中のピッチ外での反則は、そこから最も近いライン上からの関接FKで再開となることを明文化

・プレーヤー以外の者(控え選手やチーム役員など)が反則を犯しても相手にFKが与えられることを明文化

・スローインは座ったり膝をついたりして行ってはいけないことを明文化

いやー疲れた…次回はこの競技規則改正の解説をする予定です。

英語の2018/2019競技規則は↓から